■描けるカラー:GRADATION PAINT
※写真はイメージです
■描けるカラー:ご使用方法
グラデーション専用で
初心者の方でも質感を表現しやすい絵の具です。
描けるカラーは密封性の高い容器に入っていますので、使い始めは栓が硬く、空ける勢いで絵の具がこぼれる恐れがありますのでご注意ください。
お薦めの方法:使い始めの数回は栓抜きを利用されますと、楽に開けることができます。何度か使ううち、指でも開け易くなります。お試しください。
描けるカラーは、重ね塗りで濃く仕上がる絵の具です。 重ね塗りする幅を徐々に狭くしたり、広くすることで、塗り重ねる回数に差ができます。初心者の方でも、塗り重ねる回数を変えるだけで、濃淡やグラデーションを表現することができます。
メタリックな輝きなど、眩しく感じる光沢のある部分にパールを使用すると、白以上のハイライト効果がでます。
パールのみで濃く仕上げようとすると違和感がでるので、光沢のある部分を先ず白で描き、乾いた後にパールを薄く重ねると自然な感じに仕上がります。
描けるカラー専用の薄め液:クリアをご使用ください。薄色1に対してクリア3までがお薦めです。
クリアを入れすぎますと、白っぽくなってしまいますので、ご注意ください。
布地に描いて完成後、室温24度の室内の場合、8時間以上の自然乾燥で洗濯可能となります。アイロンなどの熱処理をしなくても、洗濯機で洗えます。また、ドライクリーニングに出される場合は、セキユ系をご指定ください。
尚、描いた面に当て布し、低温(素材に適した温度が低温以下の場合は、素材に適した温度)でアイロン掛けをすることで、重ね塗りで少しザラついた表面がフラットになり、更に摩擦に強くなります。ジーンズや帯のほか、伸縮性のある素材へ描いた場合はアイロンかけをお薦めいたします。
にじみが少なく描きやすい、手描き用のtシャツをお薦めしております。
久米繊維のQUALISMA(クオリスマ)
※写真はイメージです
例えば、白地に描くメインの柄のバックを、濃い赤でぼかす場合、始めに【13】苺1に対し【11】ハイライト3を加え、素材の白に近い赤系の色で下塗りをします。次に、乾燥後に【13】苺1に対し【11】ハイライト1の、先程よりやや濃い赤系の色を作り、淡く見せたい所を残す感じで重ね塗りをします。更に乾燥後、【13】苺3に対し【11】ハイライト1の少し赤を薄めた色で同じように重ね塗りをし、最後に【13】苺を使っての重ね塗り。
このように時間はかかりますが、数回に分けて徐々に濃く仕上げると斑の少ないボカシになります。
下の参考作品の場合、20回〜30回の重ね塗りで、微妙な濃淡を描いています。
注意していただくことは、描けるカラーの基本中の基本ですが、【乾燥後に重ね塗り】です。前回の下色が乾いていない状態での重ね塗りは色斑の原因となります。重ね塗りを繰り返すうち、色を塗った中心部より外側が濃くなるときは、下色が乾いていない事でおこる色斑の場合や、塗る厚みによるものが考えられます。
上の参考作品などは、塗る厚みの違いで斑ができないように、筆に含ませる色の量を少なめにして描いています。また、一旦斑ができてしまっても、その部分の乾燥後に、修正の重ね塗りでカバーしています。
【刷毛】動画で使用している刷毛は、刷り込み刷毛です。馬毛ではなく、硬い鹿の夏毛でつくられた刷毛を使用しています。
【以前の筆】古い作品の重ね塗りで使用している筆は、硬くてコシのあるイタチの筆ですが、作品一つ描き上げるだけで、磨り減って短くなるのが分かります。高価な筆なので大事に使いたいのですが、三点ほど制作したら使い辛くなっていました。
【最近の筆】2012年に入ってからは、ホームセンターで見つけた、水性・油性どちらでも使えるハンディ・クラフトの面相筆(毛材PBT)を使用しています。イタチの毛に近い感じの硬さやコシがあり、価格は10分の1くらいで、磨り減り難く感じます。
セーターのように織りの粗い素材に描く場合、細かな模様より大柄な模様をお薦め。
下のセーターに描いた作品ページのアップ画像をご覧いただければご理解いただけると思います。
セーターに描くと、毛羽立った所や表面の凸部分が濃く目立ってしまうので、微妙な濃淡で表現する柄や、手にとって近
くで見るような細かな柄には不向きな素材だと思います。掲載作品のように、大柄な模様をお薦め致します。
完成後は、濃くなった凸部分が 少しざらついた感じになりますので、当て布をして、素材に合った温度でアイロン掛けをされると、ざらつきを改善することができます。
※写真はイメージです
■描けるカラーを使用しながらの飲食や喫煙はしないでください。
絵の具を誤飲しないよう、注意してご使用ください。
誤って目に入った場合は、すぐに多量の水で洗い流し、異常がある場合は医師に相談してください。
■用途以外には使用しないでください。
ホビー・クラフト用品:グラデーション専用絵の具(布地にも描けます)
■描けるカラーが衣類や皮膚に付いた場合は除去してください。
乾燥後は耐水性となりますので衣類や皮膚に付いた場合は放置せず、すぐに洗い流してください。
■使用後は手をよく洗ってください。
爪の間や指の付け根もよく洗ってください。
■お子様の手の届かないところに保管してください。
容器から必要量を取り出した後は、早めにキャップを閉めてください。
使用後、保管される場合は高温や直射日光を避け、凍らない5度以上の場所で保管してください。
■アイロンを使用される場合は
描いた面に当て布をし、低温(素材に適した温度が低温以下の場合は、素材に適した温度)で
アイロン掛けをしてください。
製造販売:BAN ORIGINAL GOODS
京都市北区上賀茂菖蒲園町37-2
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